石垣島のマンタ

石垣島が世界に誇る川平石崎マンタポイントの紹介です

世界的に有名な石垣島のマンタ

マンタが集まる川平石崎

マンタはなぜ川平石崎にやってくるのか・・・?ハッキリとした理由はいまだによく分かっていませんが、その目的の一つは体のクリーニング。

川平石崎にやって来たマンタは、根の上をゆっくりと回りながら、体に付着した寄生虫をホンソメワケベラなどの小魚に食べてもらったり、傷を治してもらったりしているのです。

でも、ホンソメワケベラなどのお掃除屋さんはどこにでも多数生息していますので、体をクリーニングしてもらうなら、ここでなくてもいいはず・・・。

ダイバーがたくさんいて居心地が悪いにもかかわらず、わざわざここにへやって来るということは、何かもっと大切な川平石崎でなくてはならない特別な理由があるのだと思います。


気になるマンタシーズン

5月から9月がおすすめです

マンタポイントは石垣島の北に面しているため、北寄りの風に弱いのが特徴です。北寄りの風が吹き波が2m以上になると、残念ながらマンタポイントに行くことは出来ません。

が、南の風にはめっぽう強いっ!南寄りの強風が吹き波の高さが3mになっても、マンタポイントは比較的静かなのでダイビングが可能です。

マンタの数が多いのは9~11月ですが、秋になるとだんだんと北風が吹く日が多くなり、マンタポイントに行けない日も増えてきます。

ですので、まずはマンタポイントで潜ることを優先したいという方は、海況が一番安定する5月~9月の間に来られることをお勧めします。


マンタポイントへは?
1月
石垣島の海は大荒れ。ほとんど行けない。
2月
石垣島の海は大荒れ。ほとんど行けない。
3月
北風の日が多く、行ける確率はかなり低い。
4月
海況は不安定だが、週に1日~2日ぐらいは行ける。
5月
たまに行けない日がある程度。
6月
風が南で安定し、行ける確率が高い
7月
風が南で安定し、行ける確率が高い
8月
風が南で安定し、行ける確率が高い
9月
前半は風が南で安定し、行ける確率が高い。下旬になると北風なり、行けない日が多くなる。
10月
北風の日が多く、行ける確率はかなり低い。
11月
北風の日が多く、行ける確率はかなり低い。
12月
石垣島の海は大荒れ。ほとんど行けない。

ダイビングスタイル

マンタがやって来るのを待ちましょう

基本的に 「マンタ待ち」 スタイルのダイビングになります。マンタが集まってくる根は決まっていますので、 良い場所でおとなしく待つ! これが一番です。マンタを探して泳ぎ回るとエアーの消費が早くなり、ダイブタイムが短くなります。その分、マンタに逢える確率が低くなってしまうのです。

また、泳ぎ回ることによって、知らず知らずの間に、「行ってはいけない場所」 を泳いでしまったり、マンタにストレスを与えてしまったり、他のダイバーに迷惑をかけ不愉快な思いをさせてしまうことがあります。マンタは、いつどの方向からやって来るかわかりません。ドキドキしながら待ちましょう。


マンタポイントでのルール&マナー

マンタがホバリングする根には、近づいたり上がったりしない。

触ったり、追いかけたり、上からアプローチするのは厳禁。

水中では常にガイドと同じ高さをキープ。(ガイドより上を泳ぐとマンタの通り道をふさいでしまう。)

マンタが接近してきたときは、驚かせないよう出来るだけ動かない。

先にマンタを見ている他のダイバーの前に入ったり、横切ったりしない。

通ってはいけない場所や行ってはいけない場所があるので、ブリーフィングをよく聞きガイドの指示に従う。

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